買い替え時、次の新車にこれまでの乗車ポジションを引き継ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
2台目であれば、おそらくサイズ選びに困ることはないと思いますが、ハンドル位置の調整が必要となる場合があります。
サドル位置を合わせることは比較的簡単ですが、気をつけなければならないのはハンドル高とサドルからの距離です。
その際に基準となるのが「フレームスタック」と「フレームリーチ」です。カタログでこの数値を確認し、標準装備されてくるステム長を確認すれば判断することが出来ます。例えば高さについてはフレームスタックが10mm高ければハンドル高の調整はコラムスペーサーを10mm分外せば同じ高さに対応させることが出来ますし、30mm以上高いとなればワンサイズ小さいフレームサイズを選ばないと、これまでよりもハンドルが高いポジションになってしまいます。
トレックのPRECISIONFIT(プレシジョンフィット)には専用ソフトがあり、お客様の身体アセスメントデータと、現在お使いのフレームデータを入力すると適正なステム長と組み立て時のハンドル高を視覚化してくれるというスグレものです。エモンダSLR8で試してみるとフレームサイズ470mmで100mmステムを選べば、ぴったりサイズとなることがわかります。
でもフレームサイズ500mmを選択するとフレームスタックが高いため、コラムスペーサーを全て外しても高くなってしまうので、ハンドル高を現在と同じ高さに保つためステム角度を前下がりのものに交換する必要があることがわかります。
このソフトは、トレック以外のスペシャライズドや他メーカーでも対応可能です。サイズ選びでお悩み
の方はぜひご相談ください。
¥5,000(税別)所要時間:約40分(身体測定、既存バイクの測定時間を含みます)