今回はトレックロードバイクのネーミングから、それぞれのモデルについて素早く知る方法をご紹介します。
トレック ロードモデルの文字や数字には、実はちゃんとした意味があるのです。それらの意味を覚えれば、名前だけでそれぞれのモデルをしっかりと理解できるようになります。
素晴らしいですよね?
どのバイクも、モデル名の次にSLR6やAL4のように文字と数字が続きます。
文字は、使用されるフレーム素材やグレードを示します。数字は、スペックのグレードを示します。
まずは文字についてご紹介。SLRとSLについて。Sから始まる場合、フレームにカーボンを使用しています。ALRやALなどAから始まる場合は、アルミを使用しています。
Sがカーボンで、Aがアルミです。
SLRとSLではLRは最上級グレード、Lはやや低価格のグレードを意味します。
フレーム素材、フレームデザイン、製造プロセスの3つの差を示しているのです。
例えばSLRは、そのカテゴリーで最上級のフレームデザイン、最上級の素材が使われ、そのデザインを実現するために最上級の製造方法が用いられているのです。つまり、SLRは最高の中の最高グレードなのです。最軽量であり、最先端のテクノロジーが使われ、最高の走りの質を備えているのです。
SLもカーボンフレームを使った素晴らしいバイクですが、これら3つのカテゴリーをやや抑えてあります。つまり、SLRから価格を下げるとSLシリーズになるのです。つまりSはカーボンを、SLRは最上級グレードを、SLはやや低価格を意味するのです。
次にアルミモデルをご紹介します。ALRも同じ仕組みです。ALRは最上級グレードのアルミを使い、最先端のアルミフレームデザインを採用、最先端の製造過程により最高のアルミフレームを実現しているのです。そして一般的にカーボンよりやや低価格となっています。
ALは価格を1グレード抑えたモデルです。使用するアルミやデザインは最上級グレードではなく、製造工程は簡素化し低価格を実現しています。ただ、ALRより各部に低価格のものが使われているだけです。
次に数字の意味をご紹介します。数字の意味は一貫しています。5はShimano105で揃えたコンポーネントとそれに応じたグレードのホイール、ステム、ハンドルバーなどを搭載しています。
6はシマノ アルテグラで全てを揃え、1段階アップグレードのホイールを搭載します。つまり、SL6とSLR6は基本的にパーツスペックが同じになります。フレーム素材が違うだけです。
つまりトレックバイク選びで覚えることは2つだけ!まずは文字の意味。AがアルミでSがカーボンです。LRとLの差はグレードで、数字はパーツスペックを示します。どのモデルでもこれは一貫していてドマーネ、エモンダ、マドンのどれもが同じネーミングを用いているのです。
今回はロードバイクをお選びいただく際、トレックのオフィシャルサイトやパンフレットをよりわかりやすくするアドバイスをまとめさせていただきました。
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