こんにちは。メカニックの渡辺です。
スポーツバイクに乗っていて、多くの人が経験するのが突然のチェーン脱落。その時に大切な愛車のフレームに傷が付いたら、ものすっごいショックですよね・・・。
バイクエッグでは、お客様のフレームを守るカーボンドライジャパン(以下、CDJ)の「CRACK SAVE フレームプロテクター」の取扱いを開始しました!
高価なフレームをチェーンの噛み込みでダメにしたくない、愛車を大切にされているお客様!
バイクメーカー、新車組み立て時、メンテナンス時問わず施工可能です。
料金¥6,600~(税込)
カーボンプロテクター1枚(色はブラックのみ)/施工技術代(クランク脱着有りの場合は脱着工賃別途)/サイズにより価格が異なります
CDJ CRACK SAVE フレームプロテクターとは?何で必要なの?
脱落したチェーンからフレームの破損を防いでくれるのが「CDJ CRACK SAVE フレームプロテクター」です。
誰もがショック!突然起こるチェーンの脱落
マニュアル通りのディレーラー調整をしても、チェーンのたすき掛けやクランクの逆回転、路面からの振動、チェーンの波打つ暴れ、シフトのタイミング、自転車の後退などなど、そんないくつもの要因が重なりチェーンの脱落は突然に起こります。
実際、ご入庫いただいたお客様のバイクを拝見すると、下の画像のような噛み込み傷がついていることが多くあります。
特にご自身で整備をされているお客様の場合、変速調整やディレーラーの位置角度があまくなりがちで、何度も噛み込むというケースがあります。
CRACK SAVE フレームプロテクターは、カーボンフレームにお乗りのお客様には必ず装着していただきたいアイテムです!!
どんな形状のフレームにもぴったりフィット!その施工工程をご紹介します
施工紹介のバイクは、豊橋市のお客様のMadoneSLR(2021)です。新車の組み立て時にご依頼いただきました。ありがとうございます!
※施工写真のカーボンプロテクターの色はシルバーですが、2023年12月現在はブラックになります。
施工時の熱からフレームを守る養生の貼り付け
施行のポイントを最初にネタバレしてしまいますが、カーボンプロテクターは220℃までオーブンで加熱します。
そのため、熱からフレームを守る必要があり、その下処理として耐熱テープをシワにならないように、そして少し大きめに貼り付けます。
3種類のサイズからお選びいただけます
3サイズあるので様々な形状に対応可能です。重量は一番小さいサイズが6g、大きいサイズが8gとなります。
220℃のオーブンで加熱
カーボンプロテクターをシリコンシートに挟み込み220℃に設定したオーブンで2分強加熱します。
素手では触れないほど高温ですので耐熱グローブをはめて扱います。
フレームの形状に合わせて成形
熱せられたカーボンプロテクターは、フレームの形状に合わせて自在に形を変えることができます。
シリコンシートの端を引っ張りながらフレーム貼り付け部分に押し当てると、ふちの部分が浮き上がりにくく綺麗に仕上がります。
硬化は1分ほどで始まります。
しっかりとフレームの形に成形されたカーボンプロテクターは、1分ほどで硬化がはじまります。
90度に近い折れ曲がりも、フレームにフィットする形状で出来上がりました。
接着するための両面テープを貼ります。
縁まで綺麗に貼るために、少し大きめに両面テープを貼り、ハサミとカッターで余分をきりとりました。
カーボンプロテクター貼り付け前の下処理
フレームに貼り付けていた耐熱テープを剥がします。
耐熱テープの糊が残った場合は綺麗に除去し、塗装に悪影響のないワコーズBC-9(イソプロピルアルコール)で脱脂をします。
貼り付け、そして完成
貼り付ける位置を決めます。マスキングテープでしるしを付けて一発で貼り付けます。
こんな感じでついに完成です。フレームにフィットしたプロテクターが装着できました。
チェーン脱落で高価なフレームを傷つけてしまうなんて、悲しみに暮れることはもうありませんね!
施工費用
料金¥6,600~(税込)
カーボンプロテクター1枚(色はブラックのみ)/施工技術代(クランク脱着有りの場合は脱着工賃別途)/サイズにより価格が異なります
おまけの施工例
スタッフ松岡のバイクにもついていますよ!(色はブラック)
クランクの位置によってカーボンドライジャパンのロゴがチラ見えするのがセクスィー♡(松岡談)