どうせ交換するなら納得のいくものを！
お客様より「スチールベアリングからセラミックベアリングへの交換」のご相談をいただきました。
現在お使いのホイールは 比較的新しいホイールメーカーONEAERの「DX5」。
20万円半ばの価格設定で大変コスパの良いホイールです。
ハブにはトップグレードのDT Swiss 240が採用されていますが、ベアリングはオリジナルスチールベアリングが装着されておりました。
セラミックベアリングの候補としてCERAMIC SPEED社製コーテッドベアリングと迷われていましたが、どうせ交換するなら納得のいくものを使いたいということで、JTEKT「ONI BEARING®」（鬼ベアリング）をご注文いただきました。
費用は商品代金の他、作業工賃等が含まれますので都度お見積もりいたします。
※鬼ベアリングのみの販売は行っておりません。
究極の低トルク、異次元の回転、鬼ベアリング
装着前からワクワクする回転性能
密封されている袋をあけ品質のチェックを行います。
アキシャル方向の遊びを多めにとった設計のようで、ハンドスピナーのようによく回ります。
これを装着したらどうなるのと、ワクワクがこみ上げてきました。
シールレス、グリスレスならこのように回転することはありますが、鬼ベアリングはドライではなく６ポイントにグリスを配置させており、少しづつ溶け出し潤滑させる仕組みになっております。
水の侵入を防ぐシールは非接触のラビリンス構造のシールで、単純ではありますが迷路のようになって水が内部に到達するの防いでいます。
ベアリング（品番15267）用のジグで圧入
DT Swissの内輪15ｍｍ、外輪26mm用のアルミジグを使い傾くことの無いように慎重に圧入していきます。
DT Swissのハブは、バイクに装着されるとプリロードが最適化されるように作られているため、専用のジグで最高の状態にもっていきます。
車体に取り付けた状態で回転の確認
TREK Madone SLRのスルーアクスル固定トルクは10Nmですので、誤差を加味して9Nmで固定をし回転をチェックします。
シルキーという表現ではしきれないほどで、これはお客様に喜んでいただけると確信が持てました。
回転性能の比較動画です
JTEKT「ONI BEARING®」を装着したホイールとボントレガー「Aeolus RSL オリジナルベアリング」との比較です。
プリロードをかけ車体に装着した状態での比較です。
つくり手の情熱を感じる製品です
構造的、技術的な質問を投げかけたら、マネージャー様お二方と代理店の担当Sさんがすぐに来てくださいました。
自転車業界ではこれまでこんなことはなかったので、感動してしまいました。
日本の物づくりを担う、技術者さんの情熱が伝わってきました。
費用は商品代金の他、作業工賃等が含まれますので都度お見積もりいたします。
※鬼ベアリングのみの販売は行っておりません。
JTEKTのご紹介
光洋精工（1921年 創業者 池田善一郎氏）と豊田工機（1941年 創業者 豊田喜一郎氏）が2006年合併し、株式会社ジェイテクト（JTEKT）が生まれました。
トヨタグループに属する、大手機械メーカー、自動車部品メーカーです。
資料をいただき拝見しましたところ、日本の精密な物つくり魂はもちろん、世界の産業、これからの住みよい豊かな地球を支えてくれる企業ではないかと思います。
鬼ベアリングへのアップグレードはオーバーホール時がチャンス
パーツ交換やアップグレードをご検討の方は、是非オーバーホールも一緒にご検討ください。オーバーホール時のベアリング打替えは、割安なのでお得ですよ！
バイクエッグでは、他店購入バイクも喜んでオーバーホールやメンテナンスをさせていただきますので、お気軽にご相談くださいね！
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