ホイール軽量化の決定版、マクハル施工始めました!
シーラントの問題点
これまでのシーラントは各メーカーそれぞれ特徴のあるものでしたが、お客様から寄せられるご感想は
「パンクした時にシーラントが吹き出して大変な思いをした」
「常にシーラントが有効に活きているのか?不安を抱えていた」
「ホイールバランスが取れないことを聞いていたのでどうにかしたいと思っている」
「結局パンクに備えて予備のチューブを常備しなければならなかった」
「実際パンクに遭遇した時に予備チューブを装着する際、手が汚れて大変な思いをしたことがある」
などでした。
チューブレスレディは走行安定感とパンクに強いとされていること、そして何よりタイヤの空気圧を低圧で運用できるため乗り心地が良いことから、これまで4年間使ってきましたが3ヶ月から半年に1回はタイヤを外してシーラントの状態チェックが欠かせなく、ロングライド前には念のためシーラントの追加をするなど苦心してきました。
マクハルのメリット
マクハルのメリットはチューブレスレディのメリットに加えて、、、
① ホイールを軽量化できる!マクハル施工での重量増は約20gほど。マクハル成分の半分は水分ですので最終的には10グラム増に抑えられます。
②エアー抜けが非常に少ない。施工後1週間経ってもエアー抜けはほとんどありません。
③パンク修理が簡単で確実!
専用キット(ONE PACKキット)があればその場で約3分で完了!
1回のコストは¥160ほど!
④耐久性もバッチリ! 使用状況にもよりますが、一回の施工でほとんどタイヤの交換時期まで安心して使用できると思います。
⑤ホイールバランス施工も可能!
マクハルは液体のシーラントとは真逆で薄い皮膜となって安定するので、ホイールバランス加工も可能です。
⑥既存のシーラントは除去するのが大変でしたが、マクハルの場合は簡単に剥離することが可能で手間がかかりません。
マクハルBOXで確実な施工を実現!
今回取り扱いを始めた「マクハル」は自分で実際に使ってみてこれまでのシーラントの欠点を全てクリアーした優れた製品であると確信を持っています。しかもパンクの不安も解消出来ます。
ただ難点は、施工にコツが要るということです。しかしこのマクハルBOX(フジチカの近藤会長さんのネーミングです)
があれば、確実な施工ができます。
以前に近藤会長の研究所にお邪魔した際に現物を拝見して以来、試行錯誤を繰り返し完成したものです。
費用といったらスルーアクスルに通す丸棒をホームセンターで購入したくらい(10mm径で¥261)で、あとは手元にあった段ボールをリサイクルして完成させました。
上記のサイズの段ボール箱なら29インチホイールまで施工が可能です。
この穴に丸棒を差し込み、BOXの内部にホイールをセットします。
先の図面通りに実線は切り込みを入れて、点線箇所は軽くカッターナイフで折り目となるよう筋を入れます。
マジックテープを用意して、マクハル施工時に開口部を閉じるために利用します。
このような感じにします。
ドライヤーの風向部分に合わせて穴を開けます。
繰り返し使えるようにガムテープで補強。
使用イメージはこんな感じです。
最下部の開口部はマクハル抜き取り作業時に使用します。
横面開口部はマクハルを注入する際に使用しますが、バルブ位置を水平より少し下がった位置にすると逆流を防げます。
上部にある切り込み部分は作業中ホイールの回転防止になり作業がしやすくなります。
ただしホイールによってはバルブ位置が真下に来ない場合があるので気をつけます。
施工時は上部のふたを閉め、ドライヤーのスイッチを入れてから開口部分からタイヤをゆっくりと回して施工します。
非接触温度計を使ってタイヤ表面が42度になるまで温めて、その後はドライヤーのスイッチを切り5分ほどゆっくりホイールを回します。
マクハルはタイヤ全体を温めながら施工することで高精度の仕上がりが出来ます。
今回はマクハルBOXの作り方を中心にまとめましたので、細かな施工方法については割愛させていただきました。
当店では他店ご購入のタイヤとホイールでも喜んで施工させていただきますので、ぜひお声がけください。
施工工賃は1ホイール¥3,500〜¥4,000(税抜)
※マクハル、ONE PACKは別途。
納期は翌日〜2営業日で仕上げます。
※施工は新品タイヤに限らせて頂きます。
マクハル施工、マクハルBOX製作に関するお問い合わせは、こちらまで!
同業者の方もお気軽に!
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TEL:0562-55-7189