BikeEggのスポーツバイクの組立の違い
あなたの愛車、ワイヤーが長すぎてませんか?
こんにちは!メカニックの渡辺です。
今回はこれからスポーツバイク購入される方、すでにお乗りの方、どちらの方にもお伝えしたい内容です。
各メーカーのロードバイクやクロスバイクを組み立てる際に、大きな箱から出し形に組み立てるのは時間がかかりません。
そのままでも乗車することができます。
多くのお店、特に専門店以外のママチャリも取り扱う大型店やスポーツ用品店ホームセンターなどは、組み立てに時間をかけず納車をされていることが多いようです。
台数を多く販売するメーカーの直営店もそのような流れになってしまったようで、特別組立代金をいただくこともあるようです。
渡辺が組立いたしましたTREK Emonda SL 4 の例で解説します。
(画像バイクの詳細:2025年120台限定完売モデル 当店割り当て2台在庫あり即納可能!)
下の写真は、2台の同じバイクを向かい合わせたハンドル部分の写真です。
違いが判りますか?
下のバイクはハンドル下の黒色のワイヤーが長く丸見えになっています。
他店で購入されているバイクはこのようになっていることが非常に多い現状です。
下側から見ますと、こんな感じです。ハンドル高さを下げる調整をすると、さらに余ってきてしまいます。
まるでママチャリのようではないですか?
下の写真はカットしたアウターワイヤーとブレーキホースです。
6cm前後カットすることが多く、現車にあわせて調整しています。
ワイヤー長さを最適にカットし渡辺が組立ますと、このようにエアロロードにふさわしい、すっきりとしたハンドル回りに仕上げて組み立てていきます。
乗車したときにワイヤーが見えにくいようになスマートな組立になっています。
適切なバイクのフレームサイズをご案内しお買い上げいただいているため、後から大きくステム長を変更することもありませんが
ワイヤー長は余裕を残していますので20mm程度のステム長は伸ばすことも可能です。
クロスバイクとマウンテンバイクのワイヤー長は安全マージンを多めにとっております。
今回、目に見えるワイヤーの長さの仕上げの違いを、お伝えしましたが渡辺のこだわりの組立のほんの一部です。
当店は1台、1台メカニックの渡辺が手掛けています。小学時代はプラモデル、ミニ四駆からラジコン。
中学時代からマウンテンバイクにのめりこみ、メーカーのサポートライダーとしてダウンヒルという競技の全日本シリーズを転戦しながら、自分のバイクは自分で整備をしてきました。
家族の車は全て私が整備、修理を行い最近ではお湯が出なくなってしまったエコキュートの修理、エアコン完全バラシ洗浄、モーター交換などなど
休日も整備士としてのトレーニングをかかしていません。細かい性格ですが作業者としては向いているのではないかと思っています。
他店購入の自転車を修理で拝見することがありますが、正しい組立がなされていないバイクを多く見かけます。
そんなバイクにお乗りのお客様にその組立不良をどう伝えたらいいか、いつも気を使ってしまうことがあります。
ぜひ渡辺に組立させてください。完璧な組み立ては性能と耐久性に大きく関係し、大きな付加価値となります。
ご相談ご来店お待ちしております!